各種検査
各種検査
受診当日に結果がわかる検査です。
症状・身体所見などから感染症が疑われる場合、病原体を特定するために必要に応じて検査を行います。検査用の綿棒を使用して鼻や喉から検体を採取します。10分以内で結果が判明します。

PCR検査とは、Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)法という遺伝子を増幅する技術を用い、ウイルスなどの遺伝子を検出する精度の高い検査方法です。 当院では、PCR検査機器を院内に備え、必要と判断した際に外部機関へ依頼せず、その場で検査を行える体制を整えています。全国的にも、院内でPCR検査を実施できる小児科は多くありません。
木村小児科では、全自動遺伝子解析装置「GENECUBE(東洋紡製)」を導入し、マイコプラズマと百日咳のPCR検査を高感度で行っています。 検体採取から約40分で結果をご報告でき、迅速かつ正確な診断につなげることが可能です。
また、マイコプラズマについては近年抗菌薬への耐性菌が増加していますが、当院の検査ではどの抗生剤が有効かまで判定でき、より適切な治療選択に役立てています。

血球計数では貧血や感染の兆候を、CRP(炎症反応)では体内の炎症の強さを確認します。細菌感染の可能性を判断する際にも役立ち、診断や治療方針を決める大切な指標となります。検査は数分で結果が出るため、迅速な対応につながります。
尿中のたんぱく・糖・白血球などをその場で確認できる簡便な検査です。腎臓の状態や感染症の兆候を短時間で把握できます。

超音波検査(心臓・腹部)
放射線を使わずに超音波にて体の内部を確認できる安全な検査です。当院では主に心臓の動きや形の評価、腎臓・尿路の奇形の有無などを調べる際に使用しています。お子さまの負担が少なく、必要な情報をその場で確認できるため、診断に役立ちます。

X線検査(胸部・腹部)
胸やお腹、骨の状態を確認するための基本的な画像検査です。肺炎や気管支炎の評価、骨折の有無などを調べる際に役立ちます。必要最小限の範囲で撮影し、お子さまの負担や被ばくをできるだけ抑えながら診断に活かしています。

心電図検査
心臓の電気的な動きを記録し、脈の乱れや心臓の働きに異常がないかを調べる検査です。胸の痛み、動悸、息苦しさなどの症状がある場合や、学校検診で指摘があった際に行います。お子さまへの負担が少なく、短時間で安全に実施できる検査です。

呼吸機能検査
肺がどれくらい空気を吸い込み、どれくらい吐き出せるかを調べる検査です。喘息や慢性的な咳、運動時の息苦しさなどの評価に役立ち、お子さまの呼吸の状態を客観的に把握できます。痛みはなく、短時間で安全に行える検査です。
経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)測定
指先にセンサーをつけて、血液中の酸素の量を調べる検査です。呼吸の状態を素早く把握でき、喘息発作や肺炎などの評価に役立ちます。
アレルギー検査など、上記以外の詳しい検査については必要に応じて外部検査機関へ委託して実施いたします。
検査委託機関:日本医学臨床検査研究所