手足口病|医療法人 木村小児科|八尾市本町の小児科・アレルギー科

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手足口病

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「手足口病」とは

手足口病(てあしくちびょう)は、初夏から夏にかけて流行するコクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどによって起こる感染症で、保育園や幼稚園などで流行することも少なくありません。

感染すると、手のひらや足の裏、口の中を中心に小さな発疹や水ぶくれが現れます。
発熱は約3割程度にみられますが、高熱になることは多くありません。

原因となるウイルスは複数あるため、一度かかっても別のウイルスに感染し、再び手足口病を発症することがあります。

症状について

主な症状は以下のようなものです。

・手のひらや足の裏、足の甲の発疹や水ぶくれ
・口の中の水疱や口内炎
・おしりや膝、肘などの発疹
・発熱(熱が出ないこともあります)
・食欲低下
・よだれが増える
・下痢

特に口内炎が痛いと、水分や食事を嫌がるようになることがあります。

手足口病は子どもの病気というイメージがありますが、大人にも稀ではあるものの感染することがあります。
大人では子どもより症状が強く出ることがあり、手足の発疹に加えて強い痛みを伴う場合があります。
手の痛みでお箸やペンが握れない、足の痛みで歩くのがつらいほど強い症状がみられることもあります。

お子さんが手足口病にかかった際は、ご家族への感染にも注意し、手洗い、アルコール消毒、おむつの適切な処理などの感染対策を心がけましょう。

診断について

発疹の特徴や流行状況、診察所見から診断します。

迅速検査はありません

治療について

手足口病に特効薬はありません

治療は症状を和らげながら自然に回復するのを待つ対症療法が中心です。
発熱や口の痛みが強い場合には、必要に応じて解熱鎮痛薬を使用します。

よくある質問

受診の目安は?

次のような場合は早めの受診をおすすめします。

• 水分がほとんど飲めない
• おしっこの回数が少ない
• ぐったりしている
• 高熱が続く
• 強い頭痛や繰り返す嘔吐がある
• けいれんや意識がぼんやりする
• 呼吸が速い、顔色が悪い、胸の痛み(年長児)、動悸や失神がある

ごくまれですが、髄膜炎や脳炎などの中枢神経合併症や、心筋炎を起こすことがあります。

家庭で気をつけることは?

最も大切なのは脱水を防ぐことです
一度にたくさん飲めなくても、少量ずつこまめに水分をとることが大切です。

口の痛みが強い時は、刺激が少なく食べやすいもの(うどん、ゼリー、プリンなど)がおすすめです。
オレンジジュースなど酸味の強い飲み物や熱い食べ物は痛みが強くなることがあるため避けましょう。

園や学校にはいつから行ける?

手足口病には法律上の出席停止期間はありません。
熱がなく、普段どおり食事や水分がとれ、元気に過ごせるようになれば登園・登校やプールに入ることが可能です
発疹が残っていても、発疹だけを理由に登園・登校を控える必要はありません。

ただし、園や学校によって対応が異なる場合がありますので、それぞれの方針をご確認ください。